先に言っておきますが、今回は思ったことをつらつらと垂れ流すだけというタイプの記事です。深みとかはありません(いつもない気もしますが)。
というわけで今回は「テレビで洋画を見かける機会は減ったけど、代わりに動画配信サービスがあるよね」という話をしたいと思います。
テレビで洋画を見かける機会が減った
まずは前提になる「テレビで洋画を見かける機会が減った」という話をしたいと思います。
年寄りの昔話みたいになってしまいますが、私が十代の頃は、洋画(海外映画)を放映するテレビ番組がけっこうありました。私はこれら全てを総称して「ナントカ洋画劇場」と呼んでおります。
今の若い人には想像もできないことかもしれませんが、その頃は(たぶん)大体週2~3回のペースで、テレビのゴールデンタイムで洋画を放映していました。
ところが、近年になって日本における洋画人気がやや下がってきたためか、ここ十年ほどで「ナントカ洋画劇場」は次々に打ち切り・不定期化の憂き目に遭い、残った映画番組も、ほとんどは邦画を放映しています。
ジェネレーションギャップ=悲しい
で、私はこのような現状を見てすごく悲しんでいたのですね。
私の世代は(ちょっと誇張気味にはなりますが)ナントカ洋画劇場を見て大人になったわけです。当時の私の知り合いにも、テレビでやってる洋画を欠かさず見ていて寝不足だという人がいたりしました。
洋画が邦画より優れている……とは必ずしも言いませんが、しかし洋画が邦画にはない魅力を持っているのもまた事実。
私の世代は、そうした異文化を吸収しつつ大人になったのに、私より下の世代はそれができないのか……と思うと、なんだかもの悲しい気持ちになったわけです。
もちろん、今は旧作100円レンタルもありますし、洋画を見られる機会が全くなくなったわけではありません。
しかし、家のテレビで手軽に見られるというナントカ洋画劇場の魅力は捨てがたいですし、何より「なんか面白いテレビやってないかなあ」とチャンネルを回していたら、よく知らないけどなんか映画をやっていて、見てみたら意外と面白かった、なんて経験は、やっぱりナントカ洋画劇場じゃないとできないわけです。
動画配信サービスでの経験
で、話は変わるんですが、最近、ネットの動画配信サービスって出てきてますよね? 有料の、NetflixとかHuluとか。
私もはやりに乗って、最近になって契約してみたんです。
最初は誰でもタイトルを聞いたことのある有名な映画や海外ドラマとか、懐かしのアニメとかを見ていたんですが、そのうち一通り見終わってしまい、ある日私は「なんか面白い映画ないかなあ」と、ランキング上位の映画をスクロールしていたんですね。
すると「ラストベガス」というタイトルの、コメディっぽい洋画を見つけました。聞いたことのない映画でしたが、気軽に見れそうでしたし、その日の私は暇だったので、思い切って見てみたのです。
そしたら「知らない映画だったけど、見てみたらけっこう面白かった」のですね。
その時、私は「ああ、これはナントカ洋画劇場と同じだ」と、感慨にふけりました。
なんか面白いのやってないかなあ、と適当に探していたら、知らない洋画と出会えて、見てみたらけっこう面白い……ああ、これだと。
動画配信サービスはナントカ洋画劇場の後継になるか?
動画配信サービスは、きっとこれから多くの家庭に普及していくんでしょう。
そうしたら、親が契約したサービスを子供が使って、知らない洋画と出会う、なんてことも、きっと増えていくんでしょう。
だとしたら「自分より下の世代はろくに洋画を見ずに育つのかもしれない」なんていう、私の余計な心配は、杞憂になる、なるといいな。
……なんてことを、だらだらと思いました。
まとめ
一言で言うと「有料の動画配信サービスはおすすめです。あなたも是非お試しあれ」ということです。