経団連の中西宏明会長が「原発が絶対に嫌だという人を説得する力はない(議論しても意味がない)」という発言をしたみたいですが、このことから中西会長がバカであるという事実を証明したいと思います。



矛盾する主張

要するに「原発問題について議論するべきだ」と発言したところ、原発反対派から「議論しようじゃないか」と言われて、このように返答したということです。


結論から言えば、この事実だけで、中西会長がバカであると判断するには十分です。

なぜなら、このやり取りからは、中西会長が基本的なロジカルシンキング(論理的思考)のできない人であるということが読み取れるからです。


そもそも、相手に意見を変える意志がないから議論をしない、というのは、理由になっていません。


なぜなら、相手が意見を変えないのは、正しいのは相手だから、という可能性もあるからです。


その可能性を少しでも考えていれば「相手に意見を変える意志がないから議論をしない」などとは言わないはずで、もし言ったとすれば、相手が正しい可能性を少しも考えていないということになり、それは「(正しいのは自分に決まっているから)自分には意見を変える気がない」と言ったのと同じです。


はてさて、これでは「自分の意見を変える気がないのは、中西会長も同じ」ということになり「議論をする意味がない」原因はお互い様ということになります。


結局のところ、中西会長にとって議論とは「自分の結論を相手に押しつける過程で行う、手続きや儀式のこと」だったのでしょう。


実際には議論というのは「自分の話を聞いてもらう代わりに、相手の話を聞いてあげる」ことから全てが始まるのですが、どうも中西会長にはこのことがよくわかっていなかったみたいですね。


というわけで、中西会長は、議論という言葉の実際の意味を知らないおバカさんということです。


また、中西会長は、自分の発言が自分の発言を否定していることに気づかない人だ、ということになりますので、基本的なロジカルシンキングの能力を欠いた人だ、ということになります。


そんな無能な人が経団連会長だなんて……やれやれ。


日本はもうダメだな、と思うべきでしょうか。


あるいは「世の中って、意外とチョロいんだな」などと、喜ぶのもいいかもしれません。


あんなバカでも出世できるんだ、と思えば、希望も持てるというものです。