iPadで一太郎結論から言うと、ほぼ上手くいきました。これは自分でもちょっと予想外。思ったより快適に「iPadで一太郎」できてます。使用した環境はiPad2+Splashtop2(リモートデスクトップソフト)+一太郎2012+Bluetoothキーボード(iPad2対応)です。なお、以下の通りにならない場合でも責任はとれないのでその点はご容赦を。


まず、リモートデスクトップとは何かというところから説明させていただこうと思います。

リモートデスクトップとは、パソコンを遠隔操作することです。今回の場合で言えば、iPadにパソコンの画面を映し出しつつ、さらにiPadからパソコンの操作までできるようにすることです。これにより、今回の主な目標である「iPadで一太郎」を達成します。

なんて簡単そうにさらりと言ってみましたが、同じパソコン同士ならいざしらず、iPadからパソコン(特にWindows)を操作するとなるといろいろ難題があっておいそれとは踏み切れないものです。

主に操作性の面で制約があることから、iPadからパソコンへのリモートデスクトップを使っている人は、ほとんどがパソコンに保存している動画を見る程度で、今回のような実務作業に使っている人はほぼ皆無なのではないかと思います。

 

 

splashtop今回利用したリモートデスクトップソフトは、Splashtop2です。パソコン側のソフトは無料ですが、iPad側のアプリは通常価格9.99$だそうです。私が買ったときは安売りでしたが……日本円でいくらだったかな……ちょっと忘れちゃいましたが、いずれにせよ大した値段ではありませんでした。

 


 

一つ注意が必要なのは、このアプリは同一ネットワーク内のパソコンには一度買えば無料で接続できますが、ネットワーク外(インターネットを介した)接続には月々いくらの課金をする必要がある、ということです。外出先で一太郎を使用するために今回の記事をお読みの方はご注意ください。

 

また、Splashtop2にはソフトウェアキーボード機能もついているものの、それでは実用には耐えないということで、Bluetoothキーボードも用意しました。iPad対応で、WinモードとMacモードが切り替えられる機種です(いまどっちのモードなのかわかりにくいのが欠点ですがw)。BUFFALO製なのですが、キーの平たい感じがMacbookAirなんかを意識しているのでしょうか。なかなかいい感じです。

 

案ずるより産むが易し

まあ、このように準備が整ったところで、パソコン側のSplashtop Streamerを起動させつつ、iPad側でSplashtop2を起動させます。

 

 

splashtopの画面最初にiPadに出てくるのはこんな画面です。黒く塗りつぶしてあるのはPCの名前です。

右端のボタンから解像度が設定できます。デフォルトの設定ですとiPadに最適な解像度に自動的に直すようになっていますが、実務作業はそれではやりにくいので「コンピューターのネイティブディスプレイ設定を使用」に切り替えておきます。


 

余談ですが、不正侵入を防止するために、パソコン側ソフトの設定で自動起動の無効化・接続する度にパスワードを要求する設定の有効化をするとともに、リモートデスクトップするとき以外はそもそもパソコン側ソフトを立ち上げないなどそれなりに気をつけておきましょう。

 

 

iPad-Ichi3ぱっと見では分からないでしょうが、このスクリーンショットはiPadから撮ったものです。一太郎が無事に起動しているのを分かっていただけますでしょうか。


 

 

iPad-Ichi1上にも貼ってありますが、外観はこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 


 

iPad-Ichi2アップで撮ってみた。


 

 

操作してみた実感

ここからは操作の説明に入ります。Splashtopの場合、画面右下のアイコンをタッチすると、Bluetoothキーボードを接続していないときは、ソフトウェアキーボードが起動します。Bluetoothキーボード接続時は、スクリーンショット一番下に出ているように、ソフトウェアキーボードでしか入力できないキーだけを表示するようになっています。ここには、shift、ctrl、Windowsキー、alt、ファンクションキーなどが並んでいました。なお、tabキーやカーソルキーも出ていますが、私の環境ではこれらは普通にキーボードから入力できました。 また、この画面下部のバーを表示している状態でないと、Bluetoothキーボードを使ってもキー入力できないので、そこは注意してください。

 

同じく画面右下のアイコンをダブルタップしますと、色々な機能のあるボタンを入れたバーが出てきます。

その他の操作については、二本指で拡大縮小・スクロールバーの操作、三本指で画面全体のスクロールなど、触った感じはまあまあです。ゆっくり腰を落ち着けて文章を打ち込む作業をする分には、どうにか実用レベルといったところですね。

 

 

iPad-Ichi4これもiPadのスクリーンショット(全画面)です。

初期状態では文字が小さすぎるので、エディタ部分だけを画面いっぱいに拡大して、実際に執筆するときはこの状態でやっています。パソコン画面より文字は小さいですが、十分実用に耐えます。


 

 

最後に、日本語入力についてちょっと注意しておかなければなりません(最終的に解決して、ほとんど問題ないレベルまでいきましたが)。

この方法で作業を始めた当初、私はATOKで日本語入力できないという壁にぶち当たりました。

一太郎ユーザーなら、おそらくほぼ全員がATOK愛用者でしょう。かくいう私も例外ではありません。

 

 

iPad-Ichi5ところが、BluetoothキーボードによりiPadで日本語入力を始めた当初は、iPadの日本語入力が働いてしまい、このスクリーンショットのようになってしまいました。

 

一応、これでも入力はできたのですが、これでは残念すぎます。

もう一踏ん張りだと自分を奮起させてあちこちいじってみた私は、以下の手順で無事、ATOKで日本語入力できることを発見しました。

 

1:BluetoothキーボードがWin/Macを切り替えるタイプの場合は、必ずMacモードにする。

2:変換モードを「無変換」にする。

 

こうすることによってiPadの日本語入力が切れ、無事、PCの日本語入力(ATOK)を働かせることができたのでした(ただし、ATOKの半角/全角を切り替える方法は未発見です)。

 

ただ、当然、キー配列はMacのものになるので、その点は注意が必要ですね。

そして最後にもう一点、どうしてもこの方法では入力できない文字がありました。

それは「ー(長音)」です。どうがんばっても「-(ハイフン)」になってしまいます……。

ATOK様の高度な変換機能のおかげでなんとかなっているからいいものの、外来語を入力する時についためらう癖がついてしまいそうです……。

まあ、しかし、当初の目的は達成したということで、今回の記事はこの辺にしておこうと思います。


 
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