production_line「何をいまさら……」という感じではありますが、今回は2017年に早期アクセスが開始されたゲーム「Production Line」の攻略情報を軽く書きたいと思います。


たまに起動して遊びたくなるゲームなんですよね。一度、攻略情報をまとめておきたいと思っていたんです。



序盤を乗り切るカギは「在庫管理」

いきなり難しげな見出しが来ましたが、このゲームの序盤を乗り切るカギは「在庫管理」です。


ゲームがスタートしたら、まずは車を作り始めます。ゲーム開始直後は、車は作る端から売れていくので、生産量を増やすのが当面の目標となります。


さて、生産ラインのスピードアップを進め、大量の車を作れるようになった頃、ふと資金を見ると……ない! お金がない! 車はたくさん作ってるのに、なぜ!?


……ということが、このゲームでは往々にしてあります(最近のバージョンアップで銀行借り入れが簡単になったみたいなので、ゲームオーバーにまではならないかもしれませんが)。


ここで初心者は混乱してしまう(私もしました)のですが、生産が順調なのにもかかわらず資金繰りに行き詰まるのは、実は「在庫管理」が出来ていないからです。


工場を見ると、ベルトコンベアの上を車が流れているのが見えると思います。詰まることなく流れていくのが理想ですが、それはなかなか難しいので、ところどころラインが詰まっていて車が列を作っていると思います。


これら、工場の中にある作りかけの車が「在庫」です。


さて、この在庫なのですが、会計的に見ると在庫は「支出済み・未収入」の状態にあります。


車を作るための材料費や加工費は支出済みなのに、売り上げたお金が入ってくるのはまだ先、ということですね。


結論から言うと、在庫が増えると、そのぶんお金は「先に出ていって、後から入ってくる」ことになるので、資金繰りが厳しくなります。工場の生産能力は関係ありません。在庫が多いか少ないかが問題なのです。


このため、在庫はできる限り少なくするのが基本となります。


(本当はもっと厳密に管理した方がいいんですが)ゲーム的には、これは「上流工程に比べて、下流工程の生産能力を大きめにする」ことで達成できます。


たとえば、A工場は上流工程は4分で1台の車を作り、下流工程では6分で1台の車を作れるとします。

一方、B工場は上流工程は6分で1台の車を作り、下流工程では4分で1台の車を作れるとします。


この場合、工場全体の生産能力はいずれも「6分で1台」で同じですが、在庫の量で大きな差が出ます。


B工場では上流工程から下流工程の間で在庫が一切発生しないのに対し、A工場は時間と共に下流工程の前に車の列ができ、放っておけば工場全体のベルトコンベアが詰まってしまうはずです。そしてそのベルトコンベアの上に乗っている車は全て「在庫」であり、その在庫に投下した資金は全て手持ち資金から差し引かれていることになるわけです。


A工場の在庫が80台、B工場の在庫が20台であるとすれば、車60台分の金額が手持ち資金の差となって現れてくることになります。明らかに、B工場の方が優れていますね。


また、B工場の上流工程で滞留が起きたとしても、上流工程で作りかけの車は投下された材料費も加工費も比較的少ないため資金繰りに与える影響が小さく、そういう意味でも、この在庫管理方法は理にかなっていると思います。


……それにしても、現実世界で学んだ管理会計の知識が、ゲームで役に立つとは思いませんでしたよ、ええ。


生産能力が余り始めたら、新規市場を開拓しよう

まあ、資金繰りさえ間違わなければゲームオーバーにはならないゲームなので、攻略情報のほとんどはもうすでに書いてしまったようなものです。


資金繰りに気をつけつつ、生産能力を拡大すると、画面左上の数字が徐々に上がってくるはずです。

この数字は、出荷されたけどまだ売れていない「市中在庫」の数を示しています。


当面の目標は、この数字がゼロにならないようキープすることです。ゼロとは在庫切れのことであり、機会損失ですからね。


しかし、生産能力を拡大すると、この市中在庫が徐々に積み上がってくると思います。


そうなったら、新規市場を拡大するタイミングです。


技術開発をすることにより、いままで生産していた低価格帯の車の他に、高価格帯の車の生産を開始したり、あるいはいっそ、スポーツカーを作ってみたりすることにより、これまでとは違ったマーケットに進出して、工場の余剰生産能力を生かしていくのがいいでしょう。


まとめ ~幅は狭いけれど、けっこう楽しめるゲーム~

似たような工場経営系のゲームである「Factorio」は、作れる製品が多数あり、敵の襲来もあったりして緊張感があるため、ゲームの幅は広く感じます。


それに比べると、Production Lineは自動車製造会社の経営に特化しているため、敵が来なかったり、目的もお金を稼ぐことだけだったりして、ゲームとしての幅が狭く感じられます。


しかし、そのぶんのんびりと工場経営に集中できるのがProduction Lineの魅力だと思います。車をガンガン出荷するとお金がどんどん積み上がっていくのは、Factorioにはない楽しさですしね。


100時間、200時間と遊べるゲームではないかも知れませんが、早期アクセスということもあり少しずつ進化を続けているので、アップデートが来る度に起動して遊ぶ、という遊び方を私はしています。