pro_steamer主に海外作品を扱っているPCゲームダウンロード販売サイト「Steam」。その筋の人では超有名なこのサイトですが、日本からではクレジットカードなしには利用できないのが難点でした。


 

 

*2014/08/28 追記: Steamが日本円に対応したのに伴い、PROスチーマーのサービス内容も大きく変わりました。現在では、以下の記事内容は当てはまらないことの方が多くなっています。ご注意ください。

 

ところが、2011年にライフカードがプリペイド(前払い)式のクレジットカードサービス「Vプリカ」を開始してから状況は一変。これは、コンビニ払いや銀行振込によって金額が限定されたクレジットカードを取得し、その番号を打ち込んでネットショッピングをするというサービスでした。

クレジットカードを使ってネットショッピングをすることに抵抗がある人を中心に、広く受け入れられたのですね。

 

クレジットカードを持たないゲーマーの方も、よくVプリカを利用してSteamのゲームを購入しているのを見かけるようになりました。

 

それに対抗するのかどうかは分かりませんが、先日、デジタルコンテンツのダウンロード販売を行う株式会社「デジカ」から「PROスチーマー」なるサービスが開始されました。こちらはそのものずばりSteamユーザーに的を絞った内容で、クレジットカード払い、コンビニ払い or 銀行振込でSteamウォレットに入金できるという内容。

 

Steamウォレットというのは、まあSteam内専用でゲームの購入などに使えるポイント、ということになりましょうか。

 

というわけで、以下、この新しい「PROスチーマー」の紹介を中心に、従来からある競合サービス「Vプリカ」との比較を合わせて行っていきたいと思います。

 

 

*以下の記事では2013/11/21現在のレート(1USドル = 100円)を元にしています。

 

 

PROスチーマーいかなるものぞ ~百聞は一見にしかず~

まず、PROスチーマーでSteamウォレットに入金する手順を見ていきましょう。

 

最初にやることは、アカウントの作成です……まあ、私も早速面食らったのですが、Valveが運営するSteam本体のアカウントと、デジカ社が運営するPROスチーマーのアカウントは、それぞれ別に作らなければならないのだそうな。

 

ま、いつもどおりメアドとパスワードを打ち込んでちゃちゃっと作っちゃいましょう。

 

アカウントを作成してログインしたら、トップページから買いたいカードを選びましょう。5$~100$まで五種類の金額が用意されていましたが、私がアクセスした時点で100$券は「残りわずか」と表示されていました(その後確認したら「在庫切れ」とのこと)。

 

select_cards

カードを選択したら「ショッピングカート」から「レジへ進む」。


 

input_informations支払い情報は、アカウント作成時ではなく、このタイミングで打ち込むことになります。住所や電話番号を打ち込むことになりますが、普通は(手続きが順調にいけば)、電話が来たり郵便が届いたりはないはずです。


 

payment_method最後に、支払い方法を選びます。最初に書いたとおり「クレジットカード」「コンビニ払い」「銀行振込」の三種類です。私はいつもお手軽な「コンビニ払い」を選んでいます。

 

が! ここで聞き捨て(見捨て?w)ならない一文を発見!

 

いわく「コンビニエンス決済の手数料:175円」。

 

うーん……そもそもの購入額が、レート(1$=100\)よりも高めに設定されていたので、てっきり手数料も含んでいるんだろうと思っていたのですが……

 

この点は、後述する「Vプリカとの比較」で、詳しく検証させてもらいたいと思います。

 

気にせず先に進むと、支払い完了ページが表示され、支払い方法を記したメールが、登録されたメールアドレスに届きます。

 

それに従って、コンビニで払い込んでくるなり、銀行で振り込んでくるなりしましょう(もちろんクレジットカードも可)。

私がコンビニ払いを選択したところ、払い込みから手続き完了まで最大で2時間かかるという話でしたが、実際にはほぼすぐに手続き完了を知らせるメールが届きました。

 

add_successfullyこのメールには英数字を羅列したSteamウォレットコードが書き込まれています。これをSteamに打ち込めば、入金作業は完了です。

 

この打ち込み作業については、PROスチーマーの説明ページの方が分かりやすいかと思われますので、迷ったらこちらをどうぞ。

 

Steamウォレットに入金すると、次にSteamでゲームを購入する時は、初期設定でSteamウォレットからお金を引き落とすようになります。また、ウォレットの残高は、Steamクライアント右上にある「アカウント」→「アカウント詳細」から見ることができます。

 

 

現在のレートでは既存の「Vプリカ」に軍配が?

vprecaさて、では既存の競合サービス「Vプリカ」との比較をしてみましょう。

 

結論から言うと、2013/11/21現在の1$=100円のレートで言うと、一部の特殊な用途を除けば、「Vプリカ」の方が様々な面で優れているかな、という感じがします。

 

まず、Steamウォレットの購入金額から見てみましょう。

 

現在、サービス開始記念ということなのか、以下のように本来の金額より割安で販売されていますが、それでもやはり「1$=100円」という現在のレートを考えるとちょっと高い感じがします。

 

PROスチーマー料金体系

購入券種 通常金額 セール金額
5$  575円 540円
10$ 1150円 1060円
25$ 2875円 2650円
50$   5750円 5250円
100$   11500円 10500円

 

しかもこの上でコンビニ払いは手数料を取られ、銀行振込も場合によっては手数料がとられると考えると……うーむ。

 

 

一方、Vプリカの料金体系を見てみましょう。

 

Vプリカ料金体系

購入金額 購入金額+手数料(実際の支払額)
3000円 3200円
5000円 5200円
10000円 10200円
29000円 29200円

*ただしVプリカギフトをのぞく

 

このように、手数料はVプリカの場合一律で「一回200円」になっています。また、Vプリカはコンビニ払いに手数料がかかりません。

 

1ドル=100円のレートで固定したとして計算すると、5000円(50$)ではVプリカの方が通常時で500円以上もお得、ということになります。

 

問題はVプリカの場合、クレジットカードと同等のものとして扱われるので、購入時に「円→ドルの交換」「クレジットカードとしての手数料の徴収」があることですが、それを計算に入れたとしても、やっぱりVプリカの方がお得です。

 

ただし、例外として、5$・10$といった少額払いのケースのみ、VプリカよりもSteamウォレットがお得になっています。もっとも、Steamに一度足を突っ込んだら、普通は定期的にゲームを買うことになるはずなので、こうした少額払いのみというのはレアケースではないでしょうか。つまり、まとめ買いしてしまえば結局はVプリカの方がお得です。

 

今後、料金体系の変更や、急激な円安(そして、円安にもかかわらずPROスチーマーが料金体系を変更しないこと)などがない限り、料金の点ではVプリカに軍配が上がると言えそうです。

 

exchange「今後円安になるだろうから、予めSteamウォレットを買って円をドルに替えておいたほうがお得」という為替相場を先読みした買い方もあるにはあるでしょうが……一般にはそこまで考えないと思います

><


 

 

またSteamウォレットがその名のとおりSteamでしか使えないのに対し、VプリカはVISAカードが使えるオンラインショップなら多くで使えます(ただし、月額払いなど定期引き落としは不可。その他、一部のサイトでも使えない場合あり)。

 

私などはこれを利用して、余ったVプリカの残高で、AmazonのKindle(電子書籍)本を買ったり、大好きなWikipediaに寄付をしたりといった使い方をしています。

 

ただ、Vプリカにも欠点はあります。それは「有効期限がやや短い」ということです。Vプリカは購入から1年で期限切れになり、残高が残っていても使えなくなります。つまり、一度買ったVプリカは1年以内に使い切らなければいけません。これに対して、Steamウォレットには期限切れはないようです。

 

ただ、私もVプリカを始めた当初はこの点を心配していたのですが、実際にはVプリカの残高は新しく購入したVプリカに引き継ぎができるので、1年に一度Vプリカを買えばいいということでした。

 

SteamだけでなくAmazonなど、日常のネット通販にもVプリカを利用していれば、有効期限を過ぎてしまうことの方が、むしろ稀だと思います。

(人にもよるでしょうけれども><)

 

*2014/02/12 追記:すいません、Vプリカの短所について見落としがありました。Vプリカには「休眠カード維持費」というものがあります。これは、未利用期間が3ヶ月を越えた場合、毎月25日に残高から125円が引き落とされるというものです。

 

 

まとめ:用途次第ではあるが、一般にはVプリカをおすすめ

では以上述べたことから、PROスチーマーとVプリカの特徴をまとめてみました。

 

・手数料などを考えると、Vプリカの方がお得

・ただしPROスチーマーは少額購入ができるという利点がある

・VプリカはVISAカードとして使えるので汎用性が高い。Steamウォレットは無論Steamのみ

・Vプリカの利用期限は1年と短いものの、ネットショッピングに親しんでいる人なら心配するほどではなし

 

表にするとこんな感じ

 

PROスチーマーとVプリカの比較

N/A PROスチーマー Vプリカ
手数料 ×
少額購入 ×
汎用性 ×
利用期限 ○(無期限) ×(わずか1年)

 

 

ん~このような特徴から、PROスチーマーの用途は

 

「Steamをこれから始める人が、不安だから最初は5$や10$のゲームをちょっとだけ買ってみる」とか「為替相場が円安になるのを見越して予めドルに(Steamウォレットに)替えておく」など、かなーり特殊な使い方に限定されるのではないかな~なんて……思ったり……(私の想像を超えるお得な使い方があったらすいません(汗))

 

というわけで、当サイトの結論としては「特殊な用途を除き、一般にはVプリカをとりあえずおすすめ」です。

 

……なんか、最初はPROスチーマーの紹介記事にするつもりだったんですが、終わってみると「大好きなVプリカを堂々とステマする」内容の記事になってしまいましたね

(^^ゞ;;

 

PROスチーマー公式ページ

https://steam.degica.com/

 

Vプリカ公式ページ

http://vpc.lifecard.co.jp/index.html